重積じゅうせき)” の例文
そこでしな岩というのが眼界にそびえて来る。文字どおりのかくの巨岩が相対し重積じゅうせきして、懸崖けんがいの頂きにあるのだ。ただ私にはそうした奇趣に興味を持たぬ。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)