“都振”の読み方と例文
読み方割合
みやこぶり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小路、露地や、背戸や、竹垣、生垣、妻戸、折戸に、そっと、人目を忍んで寄添う風情に、都振みやこぶりなる雪女郎の姿が、寒くば絹綿を、と柳にささやき、冷い梅のつぼみはもとより、行倒れた片輪車
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)