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遽然
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きよぜん
ふりがな文庫
“
遽然
(
きよぜん
)” の例文
陽春三月の花の
天
(
そら
)
に
遽然
(
きよぜん
)
電光
閃
(
きら
)
めけるかとばかり眉打ち
顰
(
ひそ
)
めたる老紳士の
面
(
かほ
)
を、見るより早く
彼
(
か
)
の一客は、殆ど
匍
(
は
)
はんばかりに腰打ち
屈
(
かが
)
めつ
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
彼が京都に住せしより声名は
遽然
(
きよぜん
)
として挙がれり。此時に当りて学界の諸老先生漸く黄泉に帰す。
頼襄を論ず
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
梅子は
遽然
(
きよぜん
)
我に返へりつ、「あら、芳ちやん、
喫驚
(
びつくり
)
しましたよ、
何
(
どう
)
なすつて」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
“遽然”の意味
《形容動詞》
遽 然(きょぜん)
突然。
(出典:Wiktionary)
遽
漢検1級
部首:⾡
17画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“遽”で始まる語句
遽
遽々然
遽色
遽雨
遽驚
遽伯玉