トップ
>
遺趾
ふりがな文庫
“遺趾”の読み方と例文
読み方
割合
いし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いし
(逆引き)
〔パリのジャコバン倶楽部の
遺趾
(
いし
)
に建てらるべき市場の門扉にしるすために作られた四行詩〕
落穴と振子
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
従者ヲシテ古関ノ
遺趾
(
いし
)
ヲ問ハシムルニ、曰ク今ノ路ハ中古開ク所、
曩者
(
さきに
)
僧
能因
(
のういん
)
ガ詠ゼシ所ノ白河ノ関ハ左方ノ山頂ニアリ。寺アリテ観音ヲ奉ズ。俗呼ンデ関ノ観音トイフハ即ソノ故趾ナリト。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
見わたすとそのあたりはいちめんに
鬱蒼
(
うっそう
)
とした森が
生
(
お
)
いしげりそれがずうっと神社のうしろの方までつづいているのでその森のある広い面積のぜんたいが離宮の
遺趾
(
いし
)
であることが明かに指摘できるのであった。
蘆刈
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
遺趾(いし)の例文をもっと
(3作品)
見る
遺
常用漢字
小6
部首:⾡
15画
趾
漢検1級
部首:⾜
11画
“遺”で始まる語句
遺
遺憾
遺骸
遺書
遺物
遺言
遺恨
遺品
遺跡
遺漏
“遺趾”のふりがなが多い著者
エドガー・アラン・ポー
谷崎潤一郎
永井荷風