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遺賢
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いけん
ふりがな文庫
“
遺賢
(
いけん
)” の例文
野
(
や
)
に
遺賢
(
いけん
)
なしということばがありますが、いつの時代になろうが、かならず人の中には人がいるものです。ただ、それを見出す人のほうがいません。また、それを
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「いや、
野
(
や
)
には
遺賢
(
いけん
)
だらけだ。あなたもこの旗の座にきてください。天に代って共に道を行いましょう」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
とはいえ、かりそめにも、小野次郎右衛門を、その次席に登用したことは、けだし
野
(
や
)
に
遺賢
(
いけん
)
なからしむる意味で、北条安房守そのほかの幕臣にしてみれば、かなりな勇断と破格を示したものであった。
剣の四君子:05 小野忠明
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「荊、襄の地に、なお
遺賢
(
いけん
)
がいるだろうか」
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“遺賢”の意味
《名詞》
官職などに登用されないで、埋もれた有能な人材。
(出典:Wiktionary)
遺
常用漢字
小6
部首:⾡
15画
賢
常用漢字
中学
部首:⾙
16画
“遺”で始まる語句
遺
遺憾
遺骸
遺書
遺物
遺言
遺恨
遺品
遺跡
遺漏