トップ
>
遵奉
>
じゆんぽう
ふりがな文庫
“
遵奉
(
じゆんぽう
)” の例文
和歌の字餘りには古來
遵奉
(
じゆんぽう
)
し來れる法則あり。即はち「ア」「イ」「ウ」「オ」の四母音ある句に限り字餘りを許したるなり。
字余りの和歌俳句
(旧字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
成程舊い
道徳
(
どうとく
)
の
繩
(
なわ
)
では、親は子供の體を縛ツて家の番人にして置くことが出來るかも知れぬが、藝術の權威を
遵奉
(
じゆんぽう
)
する自分の思想は其の繩をぶち
斬
(
き
)
る。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
彼等ハ本国いぎりすノ国家ノ強ヒル宗教ヲ信ズルコトヲ
肯
(
がへ
)
ンゼザルナリ、制度ハ国ノ制度ヲ
遵奉
(
じゆんぽう
)
セザル
可
(
べ
)
カラズトイヘドモ、信仰ハ自由也、国家ヨリ賦課セラルベキモノニアラズ。
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
成程
(
なるほど
)
、自分は変つた。成程、一にも二にも父の言葉に服従して、それを器械的に
遵奉
(
じゆんぽう
)
するやうな、
其様
(
そん
)
な
児童
(
こども
)
では無くなつて来た。成程、自分の胸の底は父ばかり住む世界では無くなつて来た。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
“遵奉”の意味
《名詞》
法令や教義などを遵守し従うこと。
(出典:Wiktionary)
遵
常用漢字
中学
部首:⾡
15画
奉
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
“遵奉”で始まる語句
遵奉者