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遮
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せ
ふりがな文庫
“
遮
(
せ
)” の例文
額をふせて無言だった。——それには道の中ほどに、大きな榎の木あって逞しい枝を張り、暗くしッとりと日のいろを……空のいろを
遮
(
せ
)
いていた。——その下に古く易者が住んでいた。
浅草風土記
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
ただ森々たる山気を通してどうどうと流れる木曽川の水が岩に
遮
(
せ
)
かれて
咽
(
むせ
)
ぶばかり。他には何んの物音もない。その陰々たる山
懐中
(
ふところ
)
で追いつ追われつ
男女
(
ふたり
)
の者が、懸命に争っているのであった。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
遮
常用漢字
中学
部首:⾡
14画
“遮”を含む語句
遮莫
遮断
盧遮那仏
遮二無二
遮切
盧遮那
廬遮那
遮蔽
遮那王
遮斷
廬遮那仏
大毘盧遮那加持経
無遮
遮光
遮而
阿毘遮魯迦
電路遮断器
遮欄
遮水管
遮絶
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