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逝去
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なくな
ふりがな文庫
“
逝去
(
なくな
)” の例文
「ところがお気の毒にも、お父様の容態は昨晩から急に
不良
(
わる
)
くなって、今朝方とう/\お
逝去
(
なくな
)
りになったのです。」
緑衣の女
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
母は本当に心から私を愛してくれましたが私が十歳になった時
逝去
(
なくな
)
って
了
(
しま
)
ったのでございます。
温室の恋
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
女「馬鹿な事をお云いでない、
只
(
たっ
)
た一人のお
父
(
とっ
)
さんが
逝去
(
なくな
)
った日には本当に可哀そうだ」
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
するとA老人が
逝去
(
なくな
)
った前夜、A夫人から電報が来て、九時に
停車場
(
ステーション
)
に着くから迎えに来てくれと
記
(
しる
)
してあった。
緑衣の女
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
……さすがに
逝去
(
なくな
)
ったお袋は、そこへゆくと偉かったよ。ちゃあアんと目星をつけていたからな。……ホイ、何んだ詰らねえ、そんな事を考えて何んになる。いざ鳥刺が参って候だ。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
▼ もっと見る
二人は支配人の言でA老人の
逝去
(
なくな
)
った事実を知っているので、黙って顔を見合せた。ギルのかけた電話によって警察の自動車が時を移さず
家
(
うち
)
の前についた。
緑衣の女
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
ご上人様はそのままお
逝去
(
なくな
)
りなされた、あの悲劇になったのでござります。
犬神娘
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「ではどうして金一郎様は、お
逝去
(
なくな
)
りなされたのでございましょう?」
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「とうとうお母様もお
逝去
(
なくな
)
りなされたってねえ」
鸚鵡蔵代首伝説
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「ではどうして
逝去
(
なくな
)
られたのでしょう?」
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「それは
逝去
(
なくな
)
られた金一郎様で」
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「
逝去
(
なくな
)
りましてござります」
南蛮秘話森右近丸
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“逝去”の意味
《名詞》
逝 去(せいきょ)
人の死を敬って言う語。
(出典:Wiktionary)
逝
常用漢字
中学
部首:⾡
10画
去
常用漢字
小3
部首:⼛
5画
“逝去”で始まる語句
逝去遊