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通過
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とおりすぎ
ふりがな文庫
“
通過
(
とおりすぎ
)” の例文
何でも私に
目認
(
みと
)
められまいと思う様に
本統
(
ほんとう
)
に憎いじゃ有ませんか廊下の
燈明
(
あかり
)
が充分で無いのを幸いちょい/\と早足に
通過
(
とおりすぎ
)
ました
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
近処の犬だの、
箱屋
(
はこや
)
だの、出前持だの、芸者などが、絶え間なく
通過
(
とおりすぎ
)
るので、二人は
立談
(
たちばなし
)
もそこそこに右と左へわかれた。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
どなたもそうさっさとお
通過
(
とおりすぎ
)
なさいますな。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
種田は
通過
(
とおりすぎ
)
る道の両側を眺めている中、自動車は早くも秋葉神社の前に来た。すみ子は戸の引手を動しながら
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
その
辺
(
へん
)
にはカッフェーを出た酔客がまだうろうろ
徘徊
(
はいかい
)
しているので、これを避けるため、少し歩きながら、
通過
(
とおりすぎ
)
る円タクを呼止め、値切る上にも賃銭を値切り倒して
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
▼ もっと見る
「一度お伺いしなくっちゃわるいと思っていたんですけど、ついお処がわからなかったもんで……。」と女はあたりを見廻し停留場にも人影がなく
通過
(
とおりすぎ
)
る
円
(
えん
)
タクもちょっと
途絶
(
とだ
)
えているのを幸い
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
通
常用漢字
小2
部首:⾡
10画
過
常用漢字
小5
部首:⾡
12画
“通過”で始まる語句
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