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這入口
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はいりぐち
ふりがな文庫
“
這入口
(
はいりぐち
)” の例文
連れて往って呉れと云うので、是から丈助が供をして上矢切、中矢切、下矢切と段々山を下りてまいりますると、
這入口
(
はいりぐち
)
の榎の有る家を見て
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
(否、どこということを十分気にもとめなかったが)ある洋館の
這入口
(
はいりぐち
)
に『ライスカレー一杯二十五銭』とある札を見て、私は大旱に
雲霓
(
うんげい
)
を得た心持でそこにはいった。
丸の内
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
下総の下矢切村の若草の叔母の
家
(
うち
)
を尋ねてまいりまして、此処だと思い、と見ると生垣が有りまして、
這入口
(
はいりぐち
)
に大きな
榎
(
えのき
)
が有り、土間も小広うございます。
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
家へは
近
(
ちこ
)
うござります、
何処
(
どこ
)
か
外
(
ほか
)
から
這入口
(
はいりぐち
)
はなかろうかと横手に廻って見ても外に
入口
(
いりくち
)
はない様子、
暫
(
しばら
)
く門の処に立って内の様子を
窺
(
うかゞ
)
っていると、丁度一角が寝酒を始めて
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
這
漢検準1級
部首:⾡
11画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“這入”で始まる語句
這入
這入込
這入來
這入所