“退謙”の読み方と例文
読み方割合
たいけん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何事にも、いわゆる再三謙辞して、しこうして受く、というのが礼節とされている。まして天下のそしりをくらますには、より厳かに、その退謙たいけんと辞礼を誇大に示すのが、策を得たものではないでしょうか。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
功いよいよ高きほど、ご自身は、退謙たいけんをお示しあるべきです。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)