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返報
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しかへし
ふりがな文庫
“
返報
(
しかへし
)” の例文
為る時為さで置くべき歟、酸くなるほどに今までは口もきいたが既きかぬ、一旦思ひ捨つる上は口きくほどの未練も有たぬ、三年なりとも十年なりとも
返報
(
しかへし
)
するに充分な事のあるまで
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
疾
(
とく
)
時機
(
とき
)
の来よ此源太が
返報
(
しかへし
)
仕様を見せて呉れむ、清吉ごとき
卑劣
(
けち
)
な野郎の為た事に何似るべき歟、
釿
(
てうな
)
で片耳殺ぎ取る如き下らぬ事を我が為うや、我が腹立は木片の火のぱつと燃え立ち直消ゆる
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
返
常用漢字
小3
部首:⾡
7画
報
常用漢字
小5
部首:⼟
12画
“返”で始まる語句
返
返事
返辞
返答
返辭
返討
返咲
返詞
返却
返翰