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迂闊
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うくわつ
ふりがな文庫
“
迂闊
(
うくわつ
)” の例文
見識
(
けんしき
)
と
迂闊
(
うくわつ
)
は
同根也
(
どうこんなり
)
、
源平
(
げんぺい
)
の
桃也
(
もゝなり
)
馬鹿
(
ばか
)
のする事なり。
文明
(
ぶんめい
)
は
銭
(
ぜに
)
のかゝらぬもの、腹のふくるゝものを求めて
止
(
や
)
まざる事と
相見
(
あひみ
)
え
申候
(
まうしそろ
)
。(十四日)
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
「あんな方の奧さんになる
女
(
ひと
)
は隨分氣骨が折れるでせうね。何でもよく知つてらつしやるんだから
迂闊
(
うくわつ
)
なことは出來ますまいよ。」と話を
外
(
そ
)
らさうとした。
仮面
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
「成程尤も、年上の拙者が、それに氣が付かないとは
迂闊
(
うくわつ
)
千萬」
銭形平次捕物控:066 玉の輿の呪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「そして、貞ちやんや光ちやんはどうなりました?」と、お梅が傍から口を出したが村上は差し當つての
混
(
こ
)
み
入
(
い
)
つた川村家の事情を
迂闊
(
うくわつ
)
にお梅などには打ち開けないで、曖昧に言ひ濁した。
孫だち
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
迂
漢検準1級
部首:⾡
7画
闊
漢検1級
部首:⾨
17画
“迂闊”で始まる語句
迂闊千万
迂闊者