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軍令
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ぐんれい
ふりがな文庫
“
軍令
(
ぐんれい
)” の例文
新府城
(
しんぷじょう
)
から
天目山
(
てんもくざん
)
へ追いつめて、ひとりのこさず
討
(
う
)
ちとってしまえと、きびしい
軍令
(
ぐんれい
)
のもとに、
残党
(
ざんとう
)
を
狩
(
か
)
りたてていた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
何處
(
どこ
)
かで
會
(
くわい
)
が
打
(
ぶ
)
つかつて、
微醉機嫌
(
ほろよひきげん
)
で
來
(
き
)
た
万
(
まん
)
ちやんは、
怪
(
け
)
しからん、
軍令
(
ぐんれい
)
を
忘却
(
ばうきやく
)
して
九九九会小記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
軍令
(
ぐんれい
)
をやぶって
抜
(
ぬ
)
けがけした
轟
(
とどろき
)
又八が、
伊那丸
(
いなまる
)
がたのはかりごとにおちて、ついに首をあげられてしまったと聞き、
人穴城
(
ひとあなじょう
)
のものは、すッかり意気を
沮喪
(
そそう
)
させて、また城門を
固
(
かた
)
めなおした。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“軍令”の意味
《名詞》
軍令(ぐんれい)
軍隊の命令と規則。
軍事上の法令。
日本の軍隊に存在した法形式。
(出典:Wiktionary)
“軍令”の解説
軍令 - 軍隊の命令と規則。
軍令 - 軍の作戦行動に関する業務。軍政の対義語。指揮 (軍事)を参照。
軍令 - 20世紀前半の日本にあった法形式。本項で詳述。
軍令(ぐんれい)は、大日本帝国憲法体制下にあった法形式の一つで、内閣や議会を通さず、天皇が陸軍と海軍を統帥するため制定するものである。憲法に定めがないが、明治40年(1907年)に軍令第1号によって導入され、立法において軍部の統帥権独立を表すものとして昭和20年(1945年)まで機能した。
(出典:Wikipedia)
軍
常用漢字
小4
部首:⾞
9画
令
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“軍令”で始まる語句
軍令状用