“身方(みがた)” の例文
光圀も漢学をまなび、お身方(みがた)もいわゆる儒者だが、こういう心酔学徒の手になされた国史などは、国史というも当らない。むしろ国を誤(あやま)つ観方(みかた)をして、得々たるふうさえある。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
(いや、わしは学者でも史家でもないから、自身で筆を執ろうなどとは考えておらぬ。わしは、お身方(みがた)のような、博学多識をあつめて、この大業に、扶翼(ふよく)協力させる親柱(おやばしら)となるだけのものだ)
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)