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蹌踉
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ひよろ/\
ふりがな文庫
“
蹌踉
(
ひよろ/\
)” の例文
「いや、どうも盛会ですな。」と、ビールの
杯
(
コップ
)
を右の手に高く翳しながら、
蹌踉
(
ひよろ/\
)
と近づいて来る男があつた。それは、勝平とは同郷の代議士だつた。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
覺
(
さま
)
し
蹌踉
(
ひよろ/\
)
しながら一二丁程行し頃彼の老人
血眼
(
ちまなこ
)
になりて豐島屋の店へ立歸り最前
我
(
わが
)
腰掛
(
こしかけ
)
居
(
ゐ
)
たる邊を
胡亂々々
(
うろ/\
)
と何やら尋ねる樣子なりしが
側
(
そば
)
なる者に
對
(
むか
)
ひ私しは最前此所にて酒を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“蹌踉”の意味
《名詞》
蹌踉(そうろう)
足元がよろめくさま。
(出典:Wiktionary)
蹌
漢検1級
部首:⾜
17画
踉
漢検1級
部首:⾜
14画
“蹌踉”で始まる語句
蹌踉々々
蹌踉蹌踉
蹌踉状