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足尾
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あしお
ふりがな文庫
“
足尾
(
あしお
)” の例文
春の
日脚
(
ひあし
)
の西に
傾
(
かたぶ
)
きて、遠くは日光、
足尾
(
あしお
)
、
越後境
(
えちござかい
)
の山々、近くは、
小野子
(
おのこ
)
、
子持
(
こもち
)
、
赤城
(
あかぎ
)
の峰々、入り日を浴びて花やかに夕ばえすれば
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
一方は山、一方は湖水を見はらしてうねる細道、右すれば山越し二里にして
足尾
(
あしお
)
、左すれば近くCの旅館街を通って日光に下る。二つに一つ、外に逃げ道は絶対にない。
黄金仮面
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
その年の秋、日光から
足尾
(
あしお
)
へかけて、三泊の修学旅行があった。「午前六時三十分上野停車場前集合、同五十分発車……」こう云う箇条が、学校から渡す
謄写版
(
とうしゃばん
)
の
刷物
(
すりもの
)
に書いてある。
父
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
足尾
(
あしお
)
の坑夫のおかみさんたちが、
古河
(
ふるかわ
)
男爵夫人に面会を求めるために上京した。
柿の種
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
人好きのする美人で、
足尾
(
あしお
)
の古河市兵衛氏の囲いものだった。
一世お鯉
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
“足尾(足尾町)”の解説
足尾町(あしおまち)は、かつて栃木県上都賀郡にあった町。
足尾銅山の鉱山町として知られ、全盛時の1916年(大正5年)には、栃木県において宇都宮市に次ぐ38,428人の人口を有していた。1973年(昭和48年)の足尾銅山閉山後は過疎化が進行し、2006年(平成18年)3月1日時点では最盛期の10%にも満たない3,220人となっていた。2006年(平成18年)3月20日、(旧)日光市などと合併して(新)日光市が発足した。
(出典:Wikipedia)
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
尾
常用漢字
中学
部首:⼫
7画
“足尾”で始まる語句
足尾喜内
足尾銅山
足尾庚申山