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越中国
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えっちゅうのくに
ふりがな文庫
“
越中国
(
えっちゅうのくに
)” の例文
そこから加賀街道に転じて、
越中国
(
えっちゅうのくに
)
に入って、富山に三日いた。この辺は凶年の影響を
蒙
(
こうむ
)
ることが
甚
(
はなはだ
)
しくて、一行は麦に芋大根を切り交ぜた飯を食って、農家の土間に
筵
(
むしろ
)
を敷いて寝た。
護持院原の敵討
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
又市は無分別にも中根善之進を一刀両断に切って捨て、毒食わば皿まで
舐
(
ねぶ
)
れと懐中物をも盗み取り、小増に
遣
(
や
)
りました処の二十両の金は有るし、これを持って又市は
越中国
(
えっちゅうのくに
)
へ逐電いたしました。
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
此の者は
越中国
(
えっちゅうのくに
)
射水郡
(
いみずごおり
)
高岡の町医の忰で、身持
放埓
(
ほうらつ
)
のため、親の勘当を受け、
二十歳
(
はたち
)
の時江戸に来て、ある
鍼医
(
はりい
)
の家の玄関番に住込み、少しばかり
鍼術
(
はり
)
を覚えたので、下谷
金杉村
(
かなすぎむら
)
に看板をかけ
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“越中国”の意味
《固有名詞》
越 中 国(えっちゅうのくに)
日本の旧国(令制国)のひとつ。現在の富山県にあたる。
(出典:Wiktionary)
“越中国”の解説
越中国(えっちゅうのくに)は、かつて日本の地方行政区分であった令制国の一つ。北陸道に属し、現在の富山県に属する。
(出典:Wikipedia)
越
常用漢字
中学
部首:⾛
12画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
国
常用漢字
小2
部首:⼞
8画
“越中”で始まる語句
越中
越中褌
越中守
越中島
越中境
越中立山
越中守綱利
越中沢
越中者
越中屋