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赫光
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かっこう
ふりがな文庫
“
赫光
(
かっこう
)” の例文
ちょうど、夕陽の頃だったから、開いた瞳孔に、その
赫光
(
かっこう
)
も手伝って、頭からの鮮血と思われたものにちがいない。
忘れ残りの記:――四半自叙伝――
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「おおっ、
御仏
(
みほとけ
)
っ」泣いてさけんだ、焔へ向っても狂わしいほど感謝した。まったく、
赫光
(
かっこう
)
の
大紅蓮
(
だいぐれん
)
のうちに見える生信房の
男々
(
おお
)
しい働きは、生ける御仏としか見えなかった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そして一とすじの尾を曳いた黒雲が、中天に昇ってゆくのを仰いでいると、一
閃
(
せん
)
の
赫光
(
かっこう
)
が
眼
(
まなこ
)
を射、とたんに、無数の妖星と砕け散って、世間の空へ八方飛んでわかれてゆくのが見えた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
赫
漢検準1級
部首:⾚
14画
光
常用漢字
小2
部首:⼉
6画
“赫”で始まる語句
赫
赫々
赫怒
赫灼
赫耀
赫奕
赫燿
赫映姫
赫土
赫然