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負郭
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ふくわく
ふりがな文庫
“
負郭
(
ふくわく
)” の例文
尤も前にも云つたやうに、「
負郭
(
ふくわく
)
の田三百畝、半は
黍
(
きび
)
を
種
(
う
)
う」と云ふので、
飲
(
いん
)
の為に家産が
累
(
わづら
)
はされるやうな
惧
(
おそれ
)
は、万々ない。
酒虫
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
劉の家産も亦とんとん拍子に傾いて、今では、三百畝を以て数へた
負郭
(
ふくわく
)
の田も、多くは人の手に渡つた。劉自身も、余儀なく、馴れない手に
鋤
(
すき
)
を執つて、佗しいその日その日を送つてゐるのである。
酒虫
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“負郭”の意味
《名詞》
城下周辺の地。
(出典:Wiktionary)
負
常用漢字
小3
部首:⾙
9画
郭
常用漢字
中学
部首:⾢
11画
“負”で始まる語句
負
負傷
負債
負惜
負目
負傷者
負担
負擔
負籠
負嫌