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豪気
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ごうき
ふりがな文庫
“
豪気
(
ごうき
)” の例文
旧字:
豪氣
「然し馬鹿に
豪気
(
ごうき
)
な人も居るもんだな。だから犬の野郎いつまでもくたばらねえんだ。そこにいくと人間が一番可哀そうだぜ。」
掠奪せられたる男
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
「泰軒長屋か。ほんとだ。何か事がありゃア、あの先生を押し出しゃあ即座にピタと
鎮
(
しず
)
まろうてもんだから、
豪気
(
ごうき
)
なもんよなあ」
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
一時の
豪気
(
ごうき
)
は以て
懦夫
(
だふ
)
の
胆
(
たん
)
を
驚
(
おどろ
)
かすに足り、一場の
詭言
(
きげん
)
は以て少年輩の心を
籠絡
(
ろうらく
)
するに足るといえども、
具眼卓識
(
ぐがんたくしき
)
の
君子
(
くんし
)
は
終
(
つい
)
に
欺
(
あざむ
)
くべからず
惘
(
し
)
うべからざるなり。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
天下兵馬の統領たる本来の面目を失わないのは
豪気
(
ごうき
)
なものです。
旗本退屈男:03 第三話 後の旗本退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
「わたしの働きで五十両? そいつあ
豪気
(
ごうき
)
ですね。五十両まとまった、あのズシリと重いところは、久しく手にしませんが忘れられませんね。で、殿様、いってえなんですい、その仕事ってのは?」
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
豪
常用漢字
中学
部首:⾗
14画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“豪気”で始まる語句
豪気々々