“象牙紙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ざうげがみ20.0%
ざうげし20.0%
ぞうげし20.0%
アイボリイ20.0%
アイボリーペーパー20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その後で滑(なめ)らかな象牙紙(ざうげがみ)を取れ——お前は、一枚、圖畫箱の中に藏(しま)つて持つてゐる。
堊筆(クレヨン)で私の肖像を描くには一時間か二時間で十分だつた。そして二週間足らずのうちに私は想像のブランシュ・イングラムの象牙紙(ざうげし)の肖像を仕上げた。それは實際美しい顏であつた。
それから舶来の象牙紙(ぞうげし)と封筒との箱入になっているのを出して、ペンで手紙を書き出した。石田はペンと鉛筆とで万事済ませて、硯(すずり)というものを使わない。稀(まれ)に願届なぞがいれば、書記に頼む。
鶏 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
それは小型の極上象牙紙(アイボリイ)に新活字の四号で呉井嬢次(くれいじょうじ)と印刷したもので、裡面(りめん)を返してみると印刷かと思われる綺麗なスペンシリア字体で George, Cray. と描いてある。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
が、新聞記者の本能が、ツイその象牙紙(アイボリーペーパー)の素晴らしい封筒の外にハミ出して居る、レターペーパーの一部に、大きく左文字で「死」という字が透いて見えるのに囚(とら)えられてしまったのです。
笑う悪魔 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)