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豊沃
ふりがな文庫
“豊沃”の読み方と例文
旧字:
豐沃
読み方
割合
ほうよく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほうよく
(逆引き)
自分の気のむくようにその
豊沃
(
ほうよく
)
な地所に草木を栽培し、もし彼が正当だと思うならば、収入を節約して使い、もしできれば、始末に負えない子供たちをきちんとさせ
ジョン・ブル
(新字新仮名)
/
ワシントン・アーヴィング
(著)
倉田氏が俊寛の娘を死んだ事にしたり、菊池氏が島を
豊沃
(
ほうよく
)
の地にしたり、——それらは皆両氏の俊寛、——「苦しめる俊寛」と「苦しまざる俊寛」とを描出するに便だつた為であらう。
澄江堂雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
私は
形而下
(
けいじか
)
的にも四肢を充分にのばして、そうして、今のこの私の
豊沃
(
ほうよく
)
を、いったい、誰に教えてあげようか、保田與重郎氏は涙さえ浮べて、なんどもなんども
首肯
(
うなず
)
いて呉れるだろう。
狂言の神
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
豊沃(ほうよく)の例文をもっと
(4作品)
見る
豊
常用漢字
小5
部首:⾖
13画
沃
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
“豊”で始まる語句
豊
豊饒
豊後
豊前
豊国
豊頬
豊臣
豊太閤
豊後守
豊穣
“豊沃”のふりがなが多い著者
谷譲次
ワシントン・アーヴィング
太宰治
芥川竜之介