“形而下”の読み方と例文
読み方割合
けいじか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わが輩は凡人の情(なさけ)なさに、形而下(けいじか)の話をして夢を物とみなして長々しく弁じたが、形而上(けいじじょう)の思想の存在するをまったく心得ぬわけでもない。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
哲學的に思索もする。要するに彼は、形而下(けいじか)から、また形而上から自然の本體を探ツて、我々人類生存の意義を明(あきらか)にしようと勤めてゐるのであツた。
解剖室 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
もちろん形而下(けいじか)の変化はありますけれども、形而上の気質に於いて、この都会は相変らずです。馬鹿は死ななきゃ、なおらないというような感じです。
メリイクリスマス (新字新仮名) / 太宰治(著)