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讃詞
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さんじ
ふりがな文庫
“
讃詞
(
さんじ
)” の例文
呉羽之介は両人の口を揃えた
讃詞
(
さんじ
)
に、我が身を讃えられたよりもよろこばしく、いそいそとしてお春に云うのでした。
艶容万年若衆
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
親類というものからも、
出入
(
でい
)
りというものからも、お手柄でございましたという
讃詞
(
さんじ
)
と、張込んだ祝いものがくる。そこで、母の勢力が増して強くなった。
旧聞日本橋:21 議事堂炎上
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
こんな
清教徒
(
ピュリタン
)
の
渇仰
(
かつごう
)
を、もろもろの
讃詞
(
さんじ
)
と共に踏んで立った貞奴の得意さはどれほどであったろう。
マダム貞奴
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
しかし又あまり大仰な片里の
讃詞
(
さんじ
)
が、半信半疑にも聴きなされもしたのでした。
艶容万年若衆
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
“讃詞”の解説
讃詞(さんし、el: τροπάριον、ロシア語: тропа́рь、ro: Tropar、en: troparion, tropar)とは、正教会における祈祷文の種別。スラヴ語から片仮名転写して「トロパリ」とも呼ぶ。
狭義には発放讃詞(はっぽうさんし、el: ἀπολυτίκιον)と呼ばれる、祭日における最も重要な要素を表す祈祷文を指す。
広義にはカノンの讃詞、讃頌、小讃詞、坐誦讃詞など)といった様々な祈祷文を指す。
(出典:Wikipedia)
讃
漢検準1級
部首:⾔
22画
詞
常用漢字
小6
部首:⾔
12画
“讃”で始まる語句
讃
讃岐
讃美
讃嘆
讃辞
讃歌
讃美歌
讃州
讃甘
讃仰