“譲渡”のいろいろな読み方と例文
旧字:讓渡
読み方(ふりがな)割合
ゆずりわた28.6%
ゆずりわたし28.6%
ゆづりわたし28.6%
じょうと14.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“譲渡”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 日本文学0.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
お止し、そっとあんなものを貼って置いて、それを見たものに、肺病か何か当の病人から譲渡ゆずりわたして、荷を下そうなんのって、よくあるこった。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
新聞社を他へ譲渡ゆずりわたすの止むを得ない事情を縷々るると訴えたかなり長い手紙を印刷もせず代筆でもなく一々自筆でしたためて何十通(あるいはそれ以上)も配ったのは大抵じゃなかったろう。
三十年前の島田沼南 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
最初の『債権譲渡ゆずりわたし通知書』と云う五字から、ず名状しがたい不快な感じを受けた。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
「紙入を手から手へ譲渡ゆずりわたしをするなんて、そんな、不都合な、後暗い。」
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
支峰復しほうふくは安藤に譲渡ゆづりわたしを請うたが聴かなかつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
これは土耳其トルコ昔譚むかしばなしにある話だが、寺内総督が政権譲渡ゆづりわたしで大隈侯の撞木杖クラツチ周囲まはりをうろ/\したのなぞは、すつかりこれに似てゐる。
で、内々毛利側の媾和こうわ条件を提示してみたが、何度折衝せっしょうを重ねても、こちらから折れて出た五ヵ国譲渡じょうとと、清水宗治を助命してほしいという交換的条件とは、秀吉のれるところとはならない——というのできょうも立別れたわけだったのである。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)