“警破(すは)” の例文
出たかと見ると、其舌がザザーッといふ響きと共に崩れ出して、磯を目がけて凄まじく、白銀の齒車を捲いて押寄せる。警破(すは)やと思ふ束の間に、逃足立てる暇もなく、敵は見ン事颯(さつ)と退(ひ)く。
漂泊 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
出たかと見ると、其舌がザザーツといふ響きと共に崩れ出して、磯を目がけて凄まじく、白銀(しろがね)の歯車を捲いて押寄せる。警破(すは)やと思ふ束の間に、逃足立てる暇もなく、敵は見ン事颯(さつ)と退(ひ)く。
漂泊 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)