“警破”の読み方と例文
読み方割合
すは100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出たかと見ると、其舌がザザーッといふ響きと共に崩れ出して、磯を目がけて凄まじく、白銀の齒車を捲いて押寄せる。警破すはやと思ふ束の間に、逃足立てる暇もなく、敵は見ン事さつ退く。
漂泊 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
出たかと見ると、其舌がザザーツといふ響きと共に崩れ出して、磯を目がけて凄まじく、白銀しろがねの歯車を捲いて押寄せる。警破すはやと思ふ束の間に、逃足立てる暇もなく、敵は見ン事さつ退く。
漂泊 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)