トップ
>
諛言
>
ゆげん
ふりがな文庫
“
諛言
(
ゆげん
)” の例文
然れども余は存生中の人を評論するに於て、二箇のおもしろからぬ事あるを
慮
(
おもんぱか
)
るなり、其一は、もし賞揚する時に
諛言
(
ゆげん
)
と誤まられんか、若し非難する時に
詬評
(
こうひやう
)
と思はれんか、の恐れあり。
明治文学管見:(日本文学史骨)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
俗務をおッつくねて、課長の顔色を
承
(
う
)
けて、
強
(
しい
)
て笑ッたり
諛言
(
ゆげん
)
を呈したり、
四
(
よつ
)
ン
這
(
ばい
)
に這廻わッたり、
乞食
(
こつじき
)
にも劣る真似をして
漸
(
ようや
)
くの事で三十五円の
慈恵金
(
じえきん
)
に有附いた……それが
何処
(
どこ
)
が栄誉になる。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
“諛言”の意味
《名詞》
諛言 (ゆげん)
へつらいの言葉。
(出典:Wiktionary)
諛
漢検1級
部首:⾔
15画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“諛”で始まる語句
諛
諛辞
諛墓
諛評