誠意まごころ)” の例文
「さあ、私の力で、及ぶや否やわかりませぬが、ご一同の誠意まごころを負って、師の御房に代って参内してみましょう」と答えた。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
豊世とも話したことですがネ。私達の誠意まごころが届いたら、きっ阿父おとっさんは帰って来て下さるだろうよッて……
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
誠意まごころめて申しました。藍丸王も如何にも嬉しそうに——
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)