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誂
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あとら
ふりがな文庫
“
誂
(
あとら
)” の例文
その
姿容
(
かたち
)
の
端正
(
うつくしき
)
に
感
(
め
)
でたまひて、すなはち
建内
(
たけしうち
)
の
宿禰
(
すくね
)
の大臣に
誂
(
あとら
)
へてのりたまはく、「この日向より
喚
(
め
)
し上げたまへる
髮長
(
かみなが
)
比賣は、天皇の大
御所
(
みもと
)
に請ひ白して、
吾
(
あれ
)
に賜はしめよ」
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
ここに倭建の命「いざ
刀合
(
たちあ
)
はせむ」と
誂
(
あとら
)
へたまふ。かれおのもおのもその刀を拔く時に、出雲建、
詐刀
(
こだち
)
をえ拔かず、すなはち倭建の命、その刀を拔きて、出雲建を打ち殺したまひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
ここにえ面勝たずて、かれ妾、兄を愛しとおもふと答へ曰へば、ここに妾に
誂
(
あとら
)
へて曰はく、吾と汝と天の下を治らさむ。かれ天皇を
殺
(
し
)
せまつれといひて、
八鹽折
(
やしほり
)
の紐小刀を作りて妾に授けつ。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
誂
漢検1級
部首:⾔
13画
“誂”を含む語句
誂向
別誂
御誂
誂物
誂主
御誂向
御誂物手鑑
誂子
誂謗