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御誂
ふりがな文庫
“御誂”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おあつら
50.0%
おあつらえ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おあつら
(逆引き)
「ところへもって来て僕の未来の細君が
風邪
(
かぜ
)
を引いたんだね。ちょうど婆さんの
御誂
(
おあつら
)
え通りに事件が
輻輳
(
ふくそう
)
したからたまらない」
琴のそら音
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
随って人工雪の場合においては勿論のことである。ところが丁度その頃北海道帝国大学内に、常時低温研究室という
御誂
(
おあつら
)
え向きのものが設置された。
雪
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
御誂(おあつら)の例文をもっと
(6作品)
見る
おあつらえ
(逆引き)
御誂
(
おあつらえ
)
ならこしらえますが少々時間がかかります、と云うと迷亭先生は落ちついたもので、どうせ我々は正月でひまなんだから
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
久兵衛はその人に言い付けて、
帳箪笥
(
ちょうだんす
)
の横手にある
戸棚
(
とだな
)
から紙包みを取り出させた。その上に、「
御誂
(
おあつらえ
)
、伊勢久」としてあるのを縫助の前に置いた。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
御誂(おあつらえ)の例文をもっと
(6作品)
見る
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
誂
漢検1級
部首:⾔
13画
“御誂”で始まる語句
御誂向
御誂物手鑑
検索の候補
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柴田宵曲
島崎藤村
夏目漱石
夢野久作
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中谷宇吉郎