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話下手
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はなしべた
ふりがな文庫
“
話下手
(
はなしべた
)” の例文
省作はもとから
話下手
(
はなしべた
)
ときてるから、半日並んで仕事をしていてもろくに口もきかないという調子で、今日の稲刈りはたいへんにぎやかであろうと思った反対にすこぶる振るわないのだ。
隣の嫁
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
C'est de rigueur(それは必要欠くべからざるものですからね)ところが、我々みたいに中流の人間になると——皆はにかみやで、
話下手
(
はなしべた
)
です……つまり、思索人ですな。
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
話下手
(
はなしべた
)
ということはどうにもしようがない。花袋はそれをどうとったのか、「死が因襲であろうはずはない」と例の性急な口つきで声を励ました。鶴見はこの和尚の
一喝
(
いっかつ
)
を喫してたじろいだ。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
省作も
話下手
(
はなしべた
)
な口でこういった。
春の潮
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
話
常用漢字
小2
部首:⾔
13画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“話”で始まる語句
話
話頭
話柄
話声
話題
話合
話好
話振
話敵
話説