“討遂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うちおお50.0%
うちおわ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ついあだ討遂うちおおせて、すぐにお屋敷へお届けに相成り、とうとう悪人は残らず国表へ押込められて、お上屋敷の御家来十七人切腹致し、渡邊祖五郎、春部梅三郎はお召帰めしかえしに相成り
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
いや其処そこ所謂いわゆる観音力で、んな山でも何んな河でも越えられるのが観音力じゃ、敵を討ちたいというまとが有って信心して札を打てば、観音の功力くりきで見事敵を討遂うちおわせるだろう
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)