言立ことた)” の例文
佐伯部の兵士がかつて「海行かば水浸みづく屍、山行かば草す屍、大君の辺にこそ死なめ」と言立ことたてて、一心に君を守り奉りたると同じく
武士を夷ということの考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
言立ことたててつぶさにはあれ女子をみなごや背戸の春日に牛売り損ふ
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)