“角巻”の読み方と例文
読み方割合
かくまき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(あさ)(買って来た魚のはいっているかごやら、角巻かくまき——津軽地方に於ける外出用の毛布——やらを上手かみての台所のほうに運びながら)
冬の花火 (新字新仮名) / 太宰治(著)
車はその怪しい物の数けんてまえでやっととまった。そこにはヘッドライトの燈に照らされて角巻かくまきをしたわかい女がいた。女は何者かに追われてでもいるように非常にあわてていた。
焦土に残る怪 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)