見立違みたてちが)” の例文
是は気のこりでございましょうか、と云うと、イヤうでない是は面疔めんちょうに相違ないなどゝ云うが、それは全く見立違みたてちがいで、只今の様に上手なお医者はございません時分で
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
引出し終に表店おもてだなへ出てなりに暮し一度は流行りうかうしけれども元よりおのれに覺えなきわざなれば終には此處の内儀ないぎが藥違ひにて殺されたの彼所の息子むすこ見立違みたてちがひにて苦しみしに
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)