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見徹
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みとお
ふりがな文庫
“
見徹
(
みとお
)” の例文
初対面の時には人並みはずれて遠慮がちだったくせに、少し慣れて来ると人を
見徹
(
みとお
)
そうとするように凝視するその目は、いつでも葉子に一種の不安を与えた。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
蛇のように小さくのたくっている梓川の本谷まで、私の立ってる山稜からは、
逆落
(
さかおと
)
しに、まっしぐらに、遮るものなく
見徹
(
みとお
)
されるので、私は髪の毛がよだって、岩壁を厚く縫っている偃松を
谷より峰へ峰より谷へ
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
平次は何もかも
見徹
(
みとお
)
していたのでしょう。
銭形平次捕物控:113 北冥の魚
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
徹
常用漢字
中学
部首:⼻
15画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当