見届みとどけ)” の例文
旧字:見屆
翌日午過ひるすぎ散歩のついでに、火元を見届みとどけようと思う好奇心から、例の坂を上って、昨夕ゆうべの路次を抜けて、蒸汽喞筒の留まっていた組屋敷へ出て、二三間先の曲角まがりかどをまがって、ぶらぶら歩いて見たが
永日小品 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)