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要屋
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かなめや
ふりがな文庫
“
要屋
(
かなめや
)” の例文
「若しか、——若しか、御主人は谷中三崎町の、お
葉
(
えふ
)
といふ女を御存じありませんか、——
要屋
(
かなめや
)
とかいふ小料理の看板を上げてゐる」
銭形平次捕物控:314 美少年国
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
というのは、それより半月ほどまえ、城下の
要屋
(
かなめや
)
喜四郎という商人が、借財不払いの件で矢堂を町奉行へ訴えた、ということを聞いたからである。
改訂御定法
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
要屋
(
かなめや
)
の隠居山右衛門は、芝神明前のとある夜店の古道具屋の前に突っ立ったきり、しばらくは
唸
(
うな
)
っておりました。
銭形平次捕物控:133 井戸の茶碗
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
念のために訊いて廻るうち、いきなり悲鳴に驚いて飛び出して見ると、月下の路地の中に、脇腹を短刀に刺されて、
要屋
(
かなめや
)
の隱居は倒れてゐたといふのです。
銭形平次捕物控:133 井戸の茶碗
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
念のために訊いて廻るうち、いきなり悲鳴に驚いて飛び出して見ると、月下の路地の中に、脇腹を短刀で刺されて、
要屋
(
かなめや
)
の隠居は倒れていたというのです。
銭形平次捕物控:133 井戸の茶碗
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
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要屋
(
かなめや
)
の隱居山右衞門は、芝神明前のとある夜店の古道具屋の前に突つ立つたきり、暫くは
唸
(
うな
)
つてをりました。
銭形平次捕物控:133 井戸の茶碗
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
要屋
(
かなめや
)
のお葉は、
昨夜
(
ゆうべ
)
一と晩外へ出なかつたのか、——大事なことだ、よく考へてから返事をしろ」
銭形平次捕物控:314 美少年国
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
折角狙つた
要屋
(
かなめや
)
の家督は、赤の他人の、養子山之助に取られてしまつた久吉としては、何時
暖簾
(
のれん
)
を分けて貰ふ當てもないこのせつ、隱居が五十兩で茶碗を掘り出した夢中な姿が
銭形平次捕物控:133 井戸の茶碗
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
要
常用漢字
小4
部首:⾑
9画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“要”で始まる語句
要
要塞
要領
要求
要慎
要諦
要用
要人
要訣
要心