“要屋”の読み方と例文
読み方割合
かなめや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「若しか、——若しか、御主人は谷中三崎町の、おといふ女を御存じありませんか、——要屋とかいふ小料理の看板を上げてゐる」
要屋の隠居山右衛門は、芝神明前のとある夜店の古道具屋の前に突っ立ったきり、しばらくはっておりました。
念のために訊いて廻るうち、いきなり悲鳴に驚いて飛び出して見ると、月下の路地の中に、脇腹を短刀に刺されて、要屋の隱居は倒れてゐたといふのです。