“西那須野”の読み方と例文
読み方割合
にしなすの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
車はせ、景は移り、境は転じ、客は改まれど、貫一はかはらざる悒鬱ゆううついだきて、る方無き五時間のひとりつかれつつ、始て西那須野にしなすのの駅に下車せり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
先刻西那須野にしなすのを過ぎて昨年の塩原しおばら行きを想い出すままにこのはがきをしたためそうろう
柿の種 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)