“西那須”の読み方と例文
読み方割合
にしなす100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西那須にしなすからは三島通庸つうよう君が栃木県令時代に俗論を排して開いた名高い三島道路。先頭に立ったのが吉岡虎髯こぜん将軍、屑屋くずやに払ったらば三銭五厘位のボロ洋傘こうもりをつき立てて進む。
そしてちょうど西那須にしなす行きの汽車に間に合った。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)