裸馬らば)” の例文
ことに、裸馬らばを駆る技術に至ってははるかに陵をしのいでいるので、李陵はただしゃだけを教えることにした。左賢王さけんおうは、熱心な弟子となった。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
公主嶺馬駆る見れば裸馬らばにして著ぶくれの子が風あふり来る
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
幼なくて裸馬らばをせめたる山坂に磨墨川といふが響きし
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)