“裸連”の読み方と例文
読み方割合
はだかれん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余は風呂場の貼紙はりがみに注意してある日付と、裸連はだかれんの趣向をらしていた時刻を照らし合せつつ、この落語会なるものの、すでにとどこおりなくすんだ昨日の午後を顧みて
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
余は湯壺ゆつぼわきに立ちながら、身体からだめす前に、まずこの異様の広告めいたものを読む気になった。真中に素人しろうと落語大会と書いて、その下に催主さいしゅ裸連はだかれんと記してある。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)