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行触
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ゆきぶ
ふりがな文庫
“
行触
(
ゆきぶ
)” の例文
だれの顔も見るのが
物憂
(
ものう
)
かった。お使いの
蔵人
(
くろうど
)
の
弁
(
べん
)
を呼んで、またこまごまと頭中将に語ったような
行触
(
ゆきぶ
)
れの事情を帝へ取り次いでもらった。
源氏物語:04 夕顔
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
「どうも不思議ですね、
行触
(
ゆきぶ
)
れだとお言いになって参内もなさらないし、また何か悲しいことがあるようにあんなふうにして話していらっしゃる」
源氏物語:04 夕顔
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
行触
(
ゆきぶ
)
れの遠慮の正規の日数もこの日で終わる夜であったから、源氏は
逢
(
あ
)
いたく
思召
(
おぼしめ
)
す
帝
(
みかど
)
の御心中を察して、御所の
宿直所
(
とのいどころ
)
にまで出かけた。退出の時は左大臣が自身の車へ乗せて
邸
(
やしき
)
へ伴った。
源氏物語:04 夕顔
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
触
常用漢字
中学
部首:⾓
13画
“行”で始まる語句
行
行燈
行方
行李
行衛
行灯
行脚
行水
行者
行末