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行末
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いくすえ
ふりがな文庫
“
行末
(
いくすえ
)” の例文
漸々
(
だんだん
)
自分の
行末
(
いくすえ
)
までが気にかかり、こうして東京に出て来たものの、
何日
(
いつ
)
我が
望
(
のぞみ
)
が
成就
(
じょうじゅ
)
して国へ
芽出度
(
めでたく
)
帰れるかなどと、つまらなく悲観に陥って、月を
仰
(
あお
)
ぎながら、
片門前
(
かたもんぜん
)
の
通
(
とおり
)
を通って
死神
(新字新仮名)
/
岡崎雪声
(著)
「げに親子の情二人が間に
発
(
おこ
)
らば源叔父が
行末
(
いくすえ
)
楽しかるべし。紀州とても人の子なり、源叔父の帰り遅しと
門
(
かど
)
に待つようなりなば涙流すものは源叔父のみかは」
夫
(
つま
)
なる
老人
(
おきな
)
の
取繕
(
とりつくろ
)
いげにいうも真意なきにあらず。
源おじ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
“行末”の意味
《名詞1》
文章の行の最後。
《名詞2》
「ゆくすえ」の漢字表記。
(出典:Wiktionary)
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
末
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
“行末”で始まる語句
行末々
行末迄