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衆愚
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しゅうぐ
ふりがな文庫
“
衆愚
(
しゅうぐ
)” の例文
衆智を吸引して本質の中に
濾過
(
ろか
)
していた。また時々、濾過しない
衆愚
(
しゅうぐ
)
らしい振舞も見せ、本質の個性をむき出して見せる場合もあるにはある。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こういう言葉を使って
衆愚
(
しゅうぐ
)
を感心させるのが、わが魚心堂先生の主義だというのだが、これはどうも当てにはならない。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
どうせ
衆愚
(
しゅうぐ
)
というものはそんな程度のものだ。そう思って、心の中で冷笑していた。
次郎物語:04 第四部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
いまこの人がなければ、誰がこの
抑
(
おさ
)
えてのない
衆愚
(
しゅうぐ
)
と衆暴の乱脈時代を——我意と我意の際限もない同胞同士の闘争を一応ひとつものにまとめてゆけようか。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“衆愚(衆愚政治)”の解説
en:Ochlocracy
衆愚政治(しゅうぐせいじ、en: ochlocracy/mobocracy)とは、政治思想または政治体制の一種である。古代ギリシアにおいて、失敗した民主政を揶揄して用いられた蔑称である。暴民政治(ぼうみんせいじ)とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
衆
常用漢字
小6
部首:⾎
12画
愚
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
“衆”で始まる語句
衆
衆生
衆人
衆生済度
衆寡
衆目
衆口
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衆皆
衆議