“蟠作”の読み方と例文
読み方割合
ばんさく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
友之助は結構な出入先が出来たと喜んで足を近く行って見ると、何時いつも能く来たと云って大伴蟠龍軒も蟠作ばんさくも兄弟揃って友之助をヤレコレと云う。
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
其の方は去る十五日の、大伴蟠龍軒の屋敷へ踏込ふんごみ、家内の者四人、蟠龍軒舎弟しゃてい蟠作ばんさく殺害せつがいいたしたな、なんらの遺恨あって、何者を語らって左様な無慙むざんなる事を致したか
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)