“ばんさく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
伴作40.0%
蟠作40.0%
万策20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天野刑部あまのぎょうぶの声にこたえた伴作ばんさくは、笹穂ささほやりをヒラリと返して、一ぽうへ加勢にむかった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
其の方は去る十五日の、大伴蟠龍軒の屋敷へ踏込ふんごみ、家内の者四人、蟠龍軒舎弟しゃてい蟠作ばんさく殺害せつがいいたしたな、なんらの遺恨あって、何者を語らって左様な無慙むざんなる事を致したか
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
遂に万策ばんさくつきて、むなく木戸博士の出馬しゅつばわねばならぬこととなったわけだった。
キド効果 (新字新仮名) / 海野十三(著)